KNOWLEDGE 不動産豆知識
2026.06.23
【不動産売却】仲介と買取、どっちを選ぶ?違い・メリット・デメリットを徹底比較!
「不動産を売りたいけれど、どうやって売るのが一番いいんだろう…?」
不動産売却を考え始めたあなたが、まず直面するのが「仲介」と「買取」という2つの方法の選択肢です。どちらを選べば、より高く、より早く、そしてより手間なく不動産を売却できるのでしょうか?
この記事では、不動産売却のプロが、仲介と買取の「違い」を徹底的に解説します。それぞれのメリット・デメリット、かかる費用や期間、具体的な手続きの流れまで、あなたが知りたい情報を網羅。この記事を読めば、あなたの状況や希望にぴったりの売却方法が見つかり、後悔のない不動産売却への道が開けるはずです。
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仲介とは?不動産売却における基本的な仕組み
不動産売却における「仲介」とは、不動産会社が売主様と買主様の間に入り、売買契約を成立させることを指します。売主様は不動産会社に売却を依頼し、不動産会社は買主様を探す活動を行い、両者の条件を調整しながら売買契約の締結をサポートします。
この仕組みでは、不動産会社が売主様の代理人として、不動産の査定から販売活動(広告掲載、内覧対応など)、価格交渉、契約手続き、そして引き渡しに至るまでの一連のプロセスを全面的にサポートします。売主様は、不動産に関する専門知識や経験がなくても、安心して売却を進めることができます。
仲介の最大の目的は、市場の原理に基づき、より多くの買主候補の中から最も良い条件を提示する買主を見つけ出し、売主様が納得できる価格で不動産を売却することです。そのため、不動産会社は、不動産情報サイトへの掲載、チラシ配布、オープンハウスの開催など、多岐にわたる販売戦略を展開します。売買契約が成立し、引き渡しが完了した際に、売主様は不動産会社に対して仲介手数料を支払うのが一般的です。
買取とは?不動産売却におけるもう一つの選択肢
不動産売却における「買取」とは、不動産会社が売主から直接、不動産を買い取る方法を指します。仲介のように買主を探す期間が不要なため、スピーディーな売却が期待できる点が最大の特徴です。
通常の仲介売却では、不動産会社が買主を探し、売主と買主の間に入って契約をサポートします。しかし、買取では不動産会社自体が買主となるため、市場で買主を探す手間や時間が一切かかりません。
買取は、主に「とにかく早く現金化したい」「売却活動に時間をかけたくない」「周囲に知られずに売却したい」といったニーズを持つ売主にとって有効な選択肢となります。不動産会社は買い取った物件をリノベーションしたり、分譲したりして再販することで利益を得るため、売主は仲介手数料を支払う必要がないケースがほとんどです。
ただし、不動産会社は再販時のリスクやコストを考慮して価格を決定するため、市場価格よりも安価になる傾向がある点も理解しておく必要があります。この点は、仲介との大きな違いと言えるでしょう。
仲介と買取の決定的な違いを比較!
不動産売却を検討する上で、仲介と買取のどちらを選ぶかは非常に重要なポイントです。それぞれの方法が持つ特性を理解することで、あなたの状況に最適な選択ができるようになります。ここでは、両者の決定的な違いを「価格」「スピード」「手間・負担」「心理的負担」の4つの観点から比較し、具体的な違いを解説していきます。
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比較項目 |
仲介 |
買取 |
|---|---|---|
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価格 |
市場価格に近い価格での売却が期待できる。 |
市場価格の7〜9割程度になることが多い。 |
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スピード |
買主が見つかるまでに時間がかかり、売却期間が長期化しやすい。 |
不動産会社が直接買い取るため、最短数日〜数週間で現金化が可能。 |
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手間・負担 |
内覧対応、契約交渉、瑕疵担保責任など、売主側の手間が多い。 |
不動産会社が買主のため、内覧や交渉の手間が少ない。瑕疵担保責任も免責となるケースが多い。 |
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心理的負担 |
不特定多数の買主との交渉やクレーム対応の可能性があり、心理的負担が大きい。 |
不動産会社が買主のため、個人間のトラブルが少なく、心理的負担が少ない。 |
価格面での違い
仲介と買取では、売却価格に大きな違いが生じる傾向があります。仲介は、不動産会社が一般の買主を探すため、市場価格に近い価格での売却が期待できます。多くの人が物件を検討するため、競争原理が働き、より高値で売れる可能性が高まります。
一方、買取は不動産会社が直接物件を買い取るため、市場価格よりも低くなるのが一般的です。これは、不動産会社が買い取った物件を再販する際の利益や、リフォーム費用、販売活動費などを考慮に入れるためです。具体的には、市場価格の7割から9割程度になることが多いでしょう。
スピード・期間面での違い
売却にかかる期間も、仲介と買取で大きく異なります。仲介の場合、不動産会社が買主を探す活動から始めるため、内覧対応や交渉期間を含めると、売却が完了するまでに数ヶ月から半年以上かかることも珍しくありません。特に、物件の条件や市場の状況によっては、さらに長期化する可能性もあります。
これに対し、買取は不動産会社が直接買い取るため、非常にスピーディーな売却が可能です。査定から契約、現金化まで最短で数日、長くても数週間で完了するケースが多く、急いで現金化したい場合に適しています。
手間・負担面での違い
売主にかかる手間や負担も、両者で大きく異なります。仲介では、買主を探すための広告活動、物件の内覧対応、買主との価格交渉、契約条件の調整など、売主が関与する場面が多く発生します。また、売却後の物件に不具合が見つかった場合の「瑕疵担保責任」も負うことになります。
買取の場合、買主が不動産会社であるため、内覧は一度で済むことが多く、価格交渉も限定的です。また、多くの場合、不動産会社が瑕疵担保責任を免責してくれるため、売却後のトラブルを心配する必要が大幅に軽減されます。
心理的負担面での違い
不動産売却は大きな決断であり、心理的な負担も伴います。仲介では、不特定多数の一般買主とのやり取りが発生するため、内覧時の対応、価格交渉、時にはクレーム対応など、精神的なストレスを感じやすい側面があります。特に、個人間の売買では感情的な側面が絡むことも少なくありません。
一方、買取では、相手が不動産のプロである不動産会社であるため、ビジネスライクな取引が可能です。個人間の感情的なやり取りが少なく、売却後のトラブルの心配も少ないため、心理的な負担は大幅に軽減されるでしょう。
仲介のメリット・デメリット
このセクションでは、不動産売却における「仲介」の具体的なメリットとデメリットを掘り下げて解説します。仲介がもたらす利点と欠点を明確に理解することで、ご自身の状況に合った売却方法を選択する一助となるでしょう。
メリット
仲介による不動産売却には、以下のようなメリットがあります。
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市場価格に近い高値での売却が期待できる 仲介では、不動産会社が一般の購入希望者を広く募集するため、市場競争原理が働きやすくなります。これにより、適正な市場価格、あるいはそれ以上の価格で売却できる可能性が高まります。例えば、人気のエリアや条件の良い物件であれば、複数の購入希望者からのオファーが入り、より有利な条件を引き出せることもあります。
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幅広い買主層にアプローチできる 不動産会社は、自社の顧客リストに加え、インターネットの不動産ポータルサイトやチラシ、オープンハウスなど、多様な広告媒体を活用して物件を宣伝します。これにより、個人から法人まで、非常に幅広い層の購入希望者に物件情報を届けられるため、購入希望者が見つかりやすいのが特徴です。
-
不動産会社の専門的なサポートを受けられる 売却活動の開始から引き渡しまで、不動産売却に関する専門知識を持つ担当者がトータルでサポートしてくれます。価格査定、広告活動、内覧の調整、購入希望者との価格交渉、契約書の作成、引き渡し手続きなど、複雑なプロセスを代行してもらえるため、売主の負担が大きく軽減されます。
デメリット
一方で、仲介による不動産売却には、以下のようなデメリットも存在します。
-
売却期間が不確実 仲介売却は、購入希望者が見つかるまでに時間がかかる場合があります。特に、市場の状況や物件の条件によっては、数ヶ月から半年以上かかることも珍しくありません。急いで現金化したい場合には、計画が狂ってしまうリスクがあります。
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仲介手数料が発生する 不動産会社に仲介を依頼した場合、売買契約が成立すると法律で定められた上限額の範囲内で仲介手数料を支払う必要があります。一般的に「売買価格×3%+6万円+消費税」が上限となるため、売却価格によっては数十万円から数百万円の費用がかかることになります。
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内覧対応などの手間がかかる 購入希望者が物件を見学する「内覧」への対応は、基本的には売主が行う必要があります。室内の清掃や整理整はもちろん、内覧希望者のスケジュールに合わせて立ち会う手間が発生します。また、物件の状況によっては、事前にリフォームや修繕が必要になるケースもあります。
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価格交渉やクレーム対応の可能性 購入希望者からは、価格の値下げ交渉が入ることが一般的です。また、引き渡し後に物件の不具合(瑕疵)が見つかった場合、売主が責任を負う「契約不適合責任」を問われ、修繕費用や損害賠償を請求される可能性もゼロではありません。これらの交渉や対応は、精神的な負担となることがあります。
買取のメリット・デメリット
「買取」という売却方法には、仲介にはない独自のメリットとデメリットが存在します。ここでは、買取を選択する際に知っておくべき主要な点を、それぞれの観点から詳しく見ていきましょう。
メリット
買取の主なメリットは、売主にとっての手間や時間、心理的負担を大きく軽減できる点にあります。
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早期現金化が可能 買取は不動産会社が直接買い取るため、買主を探す期間が不要です。最短数日〜1ヶ月程度で売買契約から決済まで進むことができ、急いで現金が必要な場合に非常に有効です。
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仲介手数料が不要 不動産会社が直接買主となるため、仲介手数料が発生しません。これは売却にかかる費用を抑える大きなメリットとなります。
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契約不適合責任が免除されるケースが多い 一般的に、売主は売却した物件に隠れた瑕疵(欠陥)があった場合、契約不適合責任を負うことになります。しかし、買取の場合は不動産会社がプロとして買い取るため、この責任が免除される特約が設けられることが多く、売却後のトラブルリスクを軽減できます。
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内覧や広告の手間がない 仲介のように不特定多数の買主候補が内覧に来る必要がなく、広告活動も不要です。売主は精神的な負担が少なく、プライバシーも守られやすいでしょう。
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現状のままで売却できる リフォームやハウスクリーニング、残置物の撤去などを行わずに、物件を現状のまま売却できるのが一般的です。これにより、売却前の準備にかかる費用や手間を大幅に削減できます。
デメリット
一方で、買取には売却価格に関して大きなデメリットがあります。
-
市場価格よりも売却価格が低くなる傾向がある 買取業者は、買い取った物件をリフォーム・再販することで利益を得るため、その分の費用やリスクを考慮して、市場価格の7〜9割程度の価格で買い取ることが一般的です。そのため、高値での売却を希望する場合は不向きな方法と言えます。
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買取業者によっては信頼性に差がある 買取を専門とする不動産会社は多数ありますが、中には不当に低い価格を提示したり、強引な交渉を行ったりする業者も存在します。複数の業者から査定を取り、信頼できる会社を選ぶことが重要です。
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対象物件が限定される場合がある すべての不動産が買取の対象となるわけではありません。特に築年数が古い物件や、立地条件が悪い物件、特殊な構造の物件などは、買取を断られるケースや、極端に低い価格を提示されるケースもあります。
ここ迄、それぞれのメリット・デメリットを中心にご紹介してまりました。いずれのケースにつきましても、弊社ではご相談の受け付けからご提案までサポートさせて頂いております。ご不明点やご相談がございましたら、是非お気軽にご連絡くださいませ!
■神領不動産 お問い合わせ窓口
https://www.jinryoufudousan.co.jp/contact/
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どんな時に仲介を選ぶべき?
不動産売却において仲介を選ぶべきケースは、主に「時間をかけても良いので、できるだけ高く売りたい」と考える売主様です。仲介は市場の需要と供給によって価格が決まるため、より多くの買主候補にアプローチすることで、希望に近い価格での売却が期待できます。
具体的には、以下のような状況で仲介が適していると言えるでしょう。
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時間をかけてでも高値売却を目指したい場合 市場価格に近い、またはそれ以上の価格での売却を希望する場合、仲介が有利です。買主を探す期間が必要になりますが、その分、適正な価格での売却が期待できます。特に、急いで現金化する必要がない場合は、仲介を選択するメリットが大きいでしょう。
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物件の状態に自信がある場合 築年数が浅い、リノベーション済み、駅からのアクセスが良い、周辺環境が充実しているなど、物件に明確な強みがある場合は、仲介で一般の買主へアピールすることで高値売却の可能性が高まります。物件の魅力を最大限に引き出し、多くの買主候補に訴求することが可能です。
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売却後のトラブルリスクを避けたい場合 仲介では、不動産会社が売主と買主の間に立ち、契約条件の調整や重要事項の説明などを丁寧に進めます。これにより、売却後のトラブル発生リスクを低減できます。特に、個人の買主が相手となるため、より慎重な手続きが求められる場合に適しています。
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売却活動をプロに任せたい場合 売却活動には、物件の査定、広告活動、内覧対応、価格交渉、契約手続きなど多岐にわたる業務が発生します。仲介では、これらの業務を不動産会社が代行してくれるため、売主様は専門知識がなくても安心して売却を進めることができます。日中忙しい方や、売却に関する知識が少ない方にとって大きなメリットとなります。
どんな時に買取を選ぶべき?
不動産の買取は、特定の状況において非常に有効な売却方法です。ここでは、どのような場合に買取を選ぶべきか、具体的なケースを挙げて解説します。
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とにかく早く現金化したい場合 仲介による売却では、買主が見つかるまでに数ヶ月から半年以上かかることが珍しくありません。しかし、買取であれば不動産会社が直接購入するため、数週間から1ヶ月程度で現金化が可能です。急な転勤や相続税の支払い、まとまった資金が必要な場合など、スピードを最優先するなら買取が適しています。
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売却の手間や時間をかけたくない場合 仲介では、内覧対応、価格交渉、契約条件の調整など、売主が関わるべき工程が多く発生します。一方、買取では不動産会社との交渉のみで完結するため、これらの手間が大幅に削減されます。忙しい方や、遠方に住んでいて頻繁に物件に足を運べない方にとっては大きなメリットです。
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物件に何らかの問題を抱えている場合 以下のような問題を抱える物件は、一般の買主には敬遠されがちで、仲介では売却が困難になることがあります。
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老朽化が著しい物件:リフォーム費用がかさむため、一般の買主には人気がありません。
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事故物件や心理的瑕疵のある物件:買主が見つかりにくいケースです。
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再建築不可物件や違法建築物:法的な問題があり、融資がつきにくいなどの理由で売れにくい傾向があります。
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相続したものの、管理が行き届いていない空き家:遠方に住んでいる場合など、管理が難しいケースです。 買取であれば、不動産会社がそうした物件のリスクも織り込み、現状のまま買い取ってくれます。
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-
近隣に売却を知られたくない場合 仲介では、広く買主を募集するため、物件情報がインターネットやチラシに掲載され、近隣に売却の事実が知られる可能性が高まります。しかし、買取は不動産会社との直接取引のため、売却情報が公開されることなく、周囲に知られずに売却を進めることができます。プライバシーを重視したい方におすすめです。
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内覧対応や売却活動に抵抗がある場合 仲介では、購入希望者が物件を内覧しに来るたびに、家を片付けたり、立ち会ったりする手間が発生します。また、価格交渉や条件交渉も精神的な負担となることがあります。買取であれば、これらの煩わしい売却活動から解放されます。
これらの状況に当てはまる場合は、買取を検討することで、スムーズかつストレスなく不動産を売却できる可能性が高まります。
仲介と買取、売却にかかる費用を徹底比較
不動産を売却する際、仲介と買取のどちらを選ぶかによって、売却にかかる費用は大きく異なります。特に仲介手数料の有無は、最終的に手元に残る金額に直結するため、事前にしっかりと把握しておくことが重要です。ここでは、それぞれの売却方法で発生する主な費用について詳しく解説し、比較表で分かりやすくまとめます。
仲介の場合にかかる主な費用
仲介で不動産を売却する場合、買主を見つけるための活動を不動産会社に依頼するため、以下の費用が発生します。
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仲介手数料: 不動産会社に売却を依頼する際に支払う費用です。売買が成立した場合に成功報酬として発生し、法律で上限額が定められています。一般的に「売却価格×3%+6万円+消費税」が上限となります。例えば、3,000万円の物件を売却した場合、仲介手数料は約105.6万円(税込み)となります。
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印紙税: 不動産の売買契約書に貼付する税金です。契約金額によって税額が異なり、売主と買主が共同で負担することが一般的です。
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登記費用(抵当権抹消登記など): ローンが残っている不動産を売却する場合、抵当権を抹消するための登記費用がかかります。司法書士に依頼することが多く、数万円程度が目安です。
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測量費用: 土地の境界が不明確な場合や、隣地とのトラブルを避けるために測量が必要となることがあります。数十万円かかることもあり、売主が負担することが一般的です。
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引っ越し費用: 売却後に新しい住居へ移る場合にかかる費用です。
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税金(譲渡所得税など): 売却益が出た場合に課される税金です。所有期間によって税率が異なり、長期譲渡所得(所有期間5年超)の方が税率が低くなります。
買取の場合にかかる主な費用
買取で不動産を売却する場合、不動産会社が直接買主となるため、仲介手数料は発生しません。ただし、その他の費用は仲介の場合と同様にかかるものもあります。
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仲介手数料: 不動産会社が直接買主となるため、仲介手数料は不要です。これは買取の大きなメリットの一つです。
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印紙税: 売買契約書に貼付する税金で、仲介の場合と同様に発生します。
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登記費用(抵当権抹消登記など): ローンが残っている不動産を売却する場合、抵当権を抹消するための費用がかかります。
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引っ越し費用: 売却後に新しい住居へ移る場合にかかる費用です。
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税金(譲渡所得税など): 売却益が出た場合に課される税金です。仲介の場合と同様に、所有期間によって税率が異なります。
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費用項目 |
仲介の場合 |
買取の場合 |
|---|---|---|
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仲介手数料 |
売却価格の3%+6万円+消費税が上限(必須) |
不要 |
|
印紙税 |
売買契約書に貼付(必須) |
売買契約書に貼付(必須) |
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登記費用 |
抵当権抹消登記など(必要に応じて) |
抵当権抹消登記など(必要に応じて) |
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測量費用 |
境界が不明確な場合など(必要に応じて) |
基本的に不要(不動産会社が負担する場合あり) |
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引っ越し費用 |
売主が負担(必須) |
売主が負担(必須) |
|
税金(譲渡所得税など) |
売却益が出た場合に課税(必要に応じて) |
売却益が出た場合に課税(必要に応じて) |
不動産売却手続きの流れ(仲介・買取別)
不動産売却における仲介と買取では、それぞれ手続きの進め方や売主が関わる内容に違いがあります。ここでは、それぞれの売却方法における一般的な手続きの流れをステップごとに解説します。
仲介の場合
仲介で不動産を売却する場合、一般的に以下の流れで手続きが進みます。売主は不動産会社と協力しながら、購入希望者を見つけるための活動を行います。
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1. 査定依頼・不動産会社選び 複数の不動産会社に査定を依頼し、物件の適正価格や担当者の対応などを比較検討します。売却を任せる会社を決めたら、媒介契約を結びます。
-
2. 媒介契約の締結 不動産会社と媒介契約(専任媒介契約、専属専任媒介契約、一般媒介契約のいずれか)を締結します。これにより、不動産会社は売主の代理として販売活動を行う権利を得ます。
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3. 販売活動の開始 不動産会社がインターネット広告、チラシ配布、オープンハウス開催などを通じて購入希望者を募集します。売主は内覧対応に協力します。
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4. 売買契約の締結 購入希望者が見つかり、価格や条件で合意に至ったら、売買契約を締結します。この際、手付金が支払われるのが一般的です。重要事項説明書の内容をしっかり確認しましょう。
-
5. 決済・引き渡し 残代金の受領と同時に、司法書士の立ち会いのもと所有権移転登記の手続きを行い、物件の鍵や関連書類を引き渡します。固定資産税などの精算も行われます。
買取の場合
買取で不動産を売却する場合、仲介に比べて手続きが簡素化され、スピーディーに進む傾向があります。
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1. 査定依頼・買取会社選び 複数の不動産買取会社に査定を依頼します。物件の状況を伝え、概算の買取価格を提示してもらいます。
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2. 買取価格の提示・交渉 買取会社が物件を詳細に調査し、正式な買取価格を提示します。売主は提示された価格を検討し、条件が合えば交渉を行います。
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3. 売買契約の締結 買取価格や条件に合意したら、買取会社と直接売買契約を締結します。仲介とは異なり、買主が不動産会社自身であるため、仲介手数料は発生しません。
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4. 決済・引き渡し 売買契約で定めた期日に、残代金を受け取り、同時に所有権移転登記の手続きと物件の引き渡しを行います。通常、契約から決済・引き渡しまでが短期間で完了します。
賢く選ぶためのポイントと注意点
不動産売却を成功させるためには、仲介と買取それぞれの特徴を理解するだけでなく、実際に売却を進める上での具体的なポイントや注意点を押さえておくことが重要です。ここでは、業者選びから契約、そして売却後のトラブルを避けるために知っておくべきことをご紹介します。
業者選びの重要性
不動産売却は、多くの方にとって一生に一度あるかないかの大きな取引です。そのため、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要となります。
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複数の業者から査定を取る 最低でも3社以上の業者に査定を依頼し、比較検討しましょう。査定額だけでなく、その根拠や提案内容、担当者の対応なども含めて総合的に判断することが大切です。
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実績と専門性のある業者を選ぶ 売却したい物件の種別(マンション、戸建て、土地など)やエリアに強い実績を持つ業者を選びましょう。特に買取の場合は、買取実績が豊富な業者であれば、スムーズな取引が期待できます。
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担当者との相性も確認する 売却期間中、担当者とは密に連携を取ることになります。質問に対して迅速かつ丁寧に回答してくれるか、こちらの意向をしっかり理解してくれるかなど、信頼できる担当者を選ぶことも重要です。
契約時の確認事項
売却契約は、法的な効力を持つ重要な書類です。不明な点は必ず確認し、納得した上で契約を結びましょう。
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契約内容を隅々まで確認する 特に、仲介手数料や買取価格、引渡し時期、契約不適合責任(旧瑕疵担保責任)に関する条項は、しっかりと確認が必要です。安易に署名・捺印する前に、疑問点は解消しておきましょう。
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付帯設備表と物件状況報告書を作成する これらは、売却する不動産の設備の状態や、雨漏り、シロアリ被害などの不具合の有無を売主が買主に伝えるための書類です。後のトラブルを避けるためにも、正確に記入し、買主へ開示することが義務付けられています。
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特約事項に注意する 通常の契約条項以外に、個別の取り決めを記載する特約事項があります。例えば、住宅ローン特約(買主のローンが不成立の場合に契約を解除できる)や、引渡し前のリフォームに関する取り決めなど、売主にとって不利な内容が含まれていないか、しっかりと確認しましょう。
売却後のトラブルを避けるために
売却が完了した後も、思わぬトラブルが発生することがあります。
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契約不適合責任について理解する 売却した不動産に、契約内容に適合しない欠陥(雨漏りなど)があった場合、売主が買主に対して責任を負うことがあります。売却前に物件の状態を正確に把握し、必要であれば買主に事前に伝えることが重要です。
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残置物の処理を明確にする 家具や家電などの残置物をどうするかは、事前に買主としっかり話し合い、契約書に明記しておきましょう。撤去費用なども含めて決めておくことで、引渡し時のトラブルを防げます。
これらのポイントと注意点を踏まえることで、より安心して、そして後悔のない不動産売却を実現できるでしょう。
まとめ:あなたに最適な不動産売却方法は?
この記事では、不動産売却における「仲介」と「買取」の二つの方法について、それぞれの違い、メリット・デメリット、費用、期間、そして手続きの流れを詳しく解説してきました。最後に、ご自身の状況に最適な売却方法を見つけるためのポイントをまとめます。
仲介が向いているケース
-
「少しでも高く売りたい」という希望がある方
-
時間に余裕があり、売却活動に時間をかけられる方
-
不動産の状態が良く、市場での需要が見込める物件
-
売却活動における仲買人との連携や内覧対応などの手間を許容できる方
買取が向いているケース
-
「とにかく早く現金化したい」という希望がある方
-
売却活動の手間を極力省きたい方
-
築年数が古い、立地が悪い、リフォームが必要など、市場での売却が難しい物件
-
近隣に売却を知られたくないなど、プライバシーを重視する方
どちらの方法も一長一短があり、正解は一つではありません。大切なのは、あなたの不動産売却における「優先順位」を明確にすることです。「価格」を最優先するのか、「スピード」を最優先するのか、「手間」を最優先するのか。
この記事で得た知識を参考に、ご自身の状況や希望を整理し、信頼できる不動産会社に相談することから始めてみましょう。複数の会社から査定や提案を受け、それぞれの内容を比較検討することで、後悔のない最適な不動産売却を実現できるはずです。
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公開日:2026.06.23
高木いおり
代表の私は1964年、春日井市で生まれ育ち、居住しております。 地元の、いずみ幼稚園、神領小学校、東部中学校、春日井高校、名古屋大学 医療技術短期大学部看護学科(現、医学部保健学科看護科)卒で、宅地建物取引士と看護師免許も持っています。